30歳のCAが在宅ワークを夢見てWEBデザイナーになったお話【第5話:バイトを始めて半年~1年】

こんにちは。

 

2019年4月から、未経験からアルバイトでWEBコーディングとデザインを始めた、ゆうきです。

 

前回は私が今の会社にアルバイトとして入社してから半年くらいまでに何をしたのか、何ができるようになったのかを書きました。

 

今日はその後、入社から半年から1年頃までにやったことを書いていきたいと思います。

仕事を初めて半年〜1年でやったこと

トップラフデザイン

前回の記事で、下層ページの構築の案件ばかりで、なかなかデザイン業務をやらせてもらえなかったので、そろそろやりたいと上司に相談したと書きました。

 

そしてその1ヶ月後くらいに、ついにデザインの案件が回ってきました!

福祉関係の施設のサイトです。

 

デザイナーの仕事は、ディレクターがクライアントにヒアリングして擦り合わせた「どんなサイトで、どんな色がよくて、どんな構造で…」といった「ヒアリングシート」をもとに、トップページのデザインをします。

 

 

トップラフのデザインは、人によってまた環境によって様々な作成方法があると思います。

Photoshopや、Illustrator、Adobe XDなどなど…。

うちの会社は2019年時点では、photoshopでデザインをしています。

 

トップラフのデザインは本当に初めてだったのですが、会社の共有フォルダに入っていた他の方がデザインしたphotoshopのデータを事前に見て、どんな構造になっているのか確認していました。

 

 

あとは、基本的な流れをデザイナーの先輩に教えてもらい、とりあえず自分なりに作ってみることに。

 

これが…大変!!

 

なんとなく頭でイメージするデザインを実際に形にしていくと、正解がない分終わりがない。

 

コーディングは、「こういった形にしたい。」と答えが決まっているものを実現するのに対して、デザインは決まりがなくて完全にセンス!!

 

一箇所色を決めるだけでもやたらと時間がかかってしまいました。

 

ヘッダー部分からフッターまでこまめにチェックしてもらいながらトップラフを一通り完成させるまで、丸2日くらいかかったような…。

 

先輩はひとつのトップラフを2時間とかで終わらせるらしいです。すごい。

 

 

一通り作ったあとに、先輩にフィードバックとアドバイスをもらいながら修正したんですが、これもまた難しい。

 

「この部分もうちょっとエレガントに。」とか言われても、「どうしたらいいのー!具体的に言って!」ってなります。

 

結局ちょっと先輩に手直ししてもらうと見違えるようにかっこよくなる。

 

私が作ったのは、どこかダサい。不思議ですねー。

 

先輩の手を借りながら、時間をかけて完成させ、無事クライアントからオッケーがでました。

 

その後コーディングも私が自分でやったので、初めてデザインからコーディングまでまとめてやらせてもらえて、自分の作ったサイトという感じがしてとても嬉しかったです。

 

やっと念願のデザイン業務をすることができ、流れをつかめたのでちょっと自信がつきました。

 

「初めてにしてはなかなかいい!センスある!」と言われて嬉しかったです。

 

ここまでやれば、ランサーズなどでもトップラフのデザイン案件に応募できそうです。

 

 

WordPressサイトの構築

今までWordPressで構築されたサイトの文言修正や画像差し替えなどはやってきたのですが、htmlで構築されたサイトをWordPressで構築し直すことはやっていませんでした。

 

今回、「やってみる?」と聞いていただけたので、ぜひ!と志願して教えてもらいました。

 

トップページ、会社概要、お問い合わせといった基本的なページが入ったダミーサイトで練習しました。

 

教えてもらったといっても、「WordPress 構築」とググればいくらでもやり方のページはでてきます。

それをもとに自分でやってみつつ、つまづいたりわからない所は質問して教えてもらうといった方法だったので、自力でも練習は可能です!

 

とにかくやってみないとわからないところもわからないので、ダミーサイトでも自分のサイトでも何でもいいので作ってみるといいです。

 

私も一回一通りの作業をすることで流れがつかめて自信になりました。

 

 

Illustratorでイラストの作成

Adobeの会員になると、無料で PhotoshopやIllustratorのオンライン口座を受けることができます。

 

私は時間が空いた時などに、それを見て勉強をしました。1日1時間半の動画を最低いっぽんかは見るようにしました。

Adobeの公式の動画なので、わかりやすいし信頼できます。

 

会社ではほとんどIllustratorは使うことがなかったので、Illustratorはこの動画が役立ちました。

 

実際にIllustratorでイラストを描いてみたりもして実践しました。

 

そして知人のYouTubeのカバー画像やアイコンを作るお仕事をいただくことができました!

 

ほとんど独学にも関わらず、成果がでて嬉しかったです。

 

 

在宅ワークからの産休・育休(番外編)

 

2019年3月にCAを辞めて、2019年4月からWEB制作会社で働き始めたので、2020年4月で1年が経ちました。

 

実は2020年1月に妊娠がわかって、つわりがかなりひどく電車に乗れなくなったので、上司に相談し、次の週から在宅で仕事をさせてもらうことになりました。

 

原則在宅勤務はない会社なのですが、融通を利かせてくれて助かりました。

 

その後しばらく在宅で作業したのですが、座っていられないほどつわりがひどくなったので、2ヶ月仕事を休ませてもらいました。

 

そして悪阻はマシになったのですが、2020年3月ごろからコロナウイルスが流行り始めたこともあり引き継ぎ在宅で仕事を再開し、6月からは産休育休で休業しています。

 

アルバイトですが、フルタイム勤務だったので休業することができました。

でももう少し早く妊娠していたら、勤務が一年未満で休業できなかったな。

今思えばかなりナイスタイミングでの妊娠でしたね。

 

 

このような状況になって改めて、WEB業界は家でも仕事ができる特殊な仕事だなーと感じました。

今の会社はもともと在宅のシステムはなかったので、いつかほかの会社で、またはフリーランスとして在宅ワークができればいいかなと思っていたのですが、思いのほか早く家で働くという目標を達成することができました。

CAや市役所の業務はどうしても在宅なんてできなかったので、今の時期に今の仕事をしていて本当に良かったと思います。

 

 

まとめ

CAから転職してちょうど1年くらいで産休育休に入ることになってしまったのですが、この1年でたくさんできることが増えました。

 

・下層ページ構築

・トップラフ制作

・WordPress構築と修正

・Illustratorでイラスト作成

・その他付随する業務 (バナー作成等)

 

全く知識もスキルもなかった私ですが、実際の現場で働きながらここまでのスキルを身につけることができました。

 

まだまだ一人で仕事をとってきて一から全部一人で対応する自信はないので、しばらくは会社は辞めないでさらにスキルを伸ばしたいと思っています。

わからないことを聞く人がいる環境が私にはまだ必要なので!

 

 

ここまで、30代の私が未経験からWEB業界に飛び込んだ話を書いてきました。

 

まだまだ道半ばですが、私は思いきってやってみてよかったと思っています。

 

在宅で仕事ができるのもすごく魅力的だし、勉強すればするほどできることが増えて仕事の幅も広がり、自由に働ける。

 

コツコツした作業が好きな私にはとても合っていて、初めて仕事が楽しいと感じました。

 

もっと早く始めていればと思ったりもするけど、CAや市役所で勤めた今までの経験があるからこそ、今の仕事のよさがわかるし、自分に合っていると感じることができます。

 

未経験からWEB業界に興味がある方、とにかく勉強と実践、行動あるのみです!

スキルさえあれば仕事はあります!

 

私もこれからも勉強を続けて、もっと自由に働けるようになりたいと思います!

 

読んでいただきありがとうございました。